1984-04-03 第101回国会 参議院 予算委員会 第16号
昭和四十六年度か五十七年度までにかけまして総額一億三千万円を投じまして、堆積場、沈殿池、洗鉱場等の公害防止工事を実施したわけでございます。 確かに先生のおっしゃるとおり、利水点におきます環境基準をオーバーするときが主に渇水期に生じているということでございます。
昭和四十六年度か五十七年度までにかけまして総額一億三千万円を投じまして、堆積場、沈殿池、洗鉱場等の公害防止工事を実施したわけでございます。 確かに先生のおっしゃるとおり、利水点におきます環境基準をオーバーするときが主に渇水期に生じているということでございます。
一方、この鉛山鉱山は自然公園地域内に存在しておりますので、当然のこととして洗鉱場を別の水系から引っぱってきたり、あるいはまた洗鉱場の排水等につきまして、十和田湖への影響がないように極力防止工事をやっておるわけでございます。したがって、十和田湖に流れておりますのは、処置した坑内水の一部が流入しているというのが実態でございます。
そういう状態で、東邦亜鉛は昭和十五年以降相当な大きな規模であの鉱山を開発してまいりましたので、ただいま先生御指摘のございました廃石の捨て場の問題もございますけれども、坑道からも大量の水が出ますし、洗鉱場からも同様大量の水が出るわけでございます。それから堆積場からも出ます。
従来、現在稼働、稼行しております坑口とか洗鉱場中心の改善に少し片寄っておったのではないかという反省をいたしまして、古い坑口とか、古い堆積場がございますので、そういうところから出てくる水につきましても、それらも含めまして鉱山全体といたしまして廃水をひとつ集中処理し、シックナーたなどをふやすべきであるという指示を最近いたしまして、会社からごく近日中に、具体的な改善計画が提出される運びになっております。
ただ、汚濁源といたしましては、先ほどから問題になっております鉛山鉱山、これの坑内排水、これは洗鉱廃水は、鉛山は米代川のほうでやっておりますから、いわゆる洗鉱廃水の汚染は出てきておりませんが、坑内排水というもの、それと、あとは周辺の旅館街の汚水でございます。
それから先ほどお手元にもお渡ししてあると思いますけれども、九大の調査では洗鉱場のすぐそばのナンバー八のサンプル取水場のところで〇・〇一四——〇・〇〇八、それから九州産業大学のところで取ったところではナンバー三のところで〇・〇〇八、東谷川に流入するところで同じく〇・〇〇八と、〇・〇一の基準値に非常に近い数字、近いものが出ているわけです。
○原田立君 この工場の洗鉱廃水沈澱池の設備がきわめて悪いんじゃないかと、こう心配しております。雨降りで川水の動きが激しくなったり、あるいはため池からあふれたりすると、川水の重金属含有量がアップする可能性があるんじゃないかと、こういうふうに心配しているわけですが、その設備改善をさせるべきだと思うんですが、いかがでしょう。これは通産省ですね。
○国務大臣(佐藤一郎君) 一番最近のものは先ほど申し上げました七月ですが、これはときどきやっておりますから、それでいま御指摘の二月五日の分は、これはやはり先ほど申し上げたように〇・〇〇二PPM、これは坑内水の洗鉱廃水ですね、ですから本来非常に濃いはずのところです。濃いはずのところでこの程度になっておる。それ以下同じような程度のものが種類別に出ております。
○多田省吾君 時間がないんでまたその点はあとでやりますが、とにかくいまも坑内水とかあるいは洗鉱場の中から相当の鉱毒が流れているということは事実なんです。それから飲料水に関するお答えを先ほどちょっといただきましたけれども、この前の岡山大の小林博士の指摘にも、五カ所調べましてカドミウムが〇・〇九二と、こういうところもあるわけです。それから〇・〇六七、〇・〇二二、こういったところもあります。
まず鉱排水及び洗鉱の排水の一部は中和槽という槽に入りまして、ここで石灰を注入される。それからまた、澱物の沈降を促進するために塩化亜鉛を添加しておる。塩化亜鉛の添加につきましては、これを添加量を一定量に保持する必要がございます。
洗鉱の排水は、これをカロコーンとかあるいはシックナーなどで処理いたしまして、その澱物と申しますと、固形物のたくさん入っているほうでございます。これは第二堆積場、鉱山地帯のちょっと上流の奥のほうにある沢に堆積しておるわけでございます。それからそのシックナーの上澄みでございますが、これを先ほど申し上げました中和槽を通して第一堆積場に入れまして、そこで中和処理して放流する。
○椎名国務大臣 根本的対策としては、洗鉱場の移転を促進するということにあるのでありますが、これの実現までの間は汚濁水を流出しないように、万全の措置を講ぜしめるように監督をしてまいりたいと思います。 それから、すでに堆積しておるどころにつきましては、高知県当局と協議をいたしまして、早急にしゅんせつするように運びたい、かように考えております。
また、それに続きまして、この水力採鉱いたしましたものは、品位は何も上がったわけではございませんが、もしかしていわゆる製錬の方法でなく簡単な洗鉱の方法で大体の石をみんな捨ててしまって品位を上げることができるならば、これまた製錬費の低下に役立つことは自明でございますので、そのような簡単な洗鉱法の研究をいたしてまいりました。
ただ、いろいろ医学的な問題もございましょうと存じますので、坑内水及び洗鉱場、精錬所、砕石場の排水につきましては、特別の厳重な監督指導をやっているわけでございます。これらにつきましては、一般的な方法ではございますが、アルカリ中和による沈でんを行ないまして、上澄み水を流す。
人形峠鉱山においては、探鉱、採鉱及び洗鉱試験の進展に伴って、鉱石の種類、品位、性状などが多数にわたることが判明しました。したがいまして、これらの鉱石に適応する処理技術を確立するためには、山元において、採鉱、洗鉱、製錬を通じ、一連の処理工程における技術的安定性、経済性を総合的に検討することの必要から、人形峠鉱山地区に中間規模の山元製錬試験工場が建設されております。
洗鉱から出た毒水を——特にあの付近は水田の可耕地なわけであります。水田の可能な耕地がたくさんある。これに対して洗鉱から出てくるところの毒水の問題、河川汚染の問題も出てくると思うわけであります。したがって、さらにそれが堆積したならばダムが決壊するというような、思わぬ悲惨事が起こる九もわかりません。
このほかに、あそこの鉱石は水で洗うと非常に品位が上がるので洗鉱試験をやりまして、これも大体その目的を達せられております。
微粉鉱石と申しますと、御承知のように浮遊洗鉱法によりましてある程度不純物を除きましてつくりましたこまかい鉱石の粉でございますが、これは積みます前は一見しめったどろのごとき感じがするものでございます。これは大体水分が一〇%内外というのが普通であります。
原子燃料公社につきましては、三十八年度は、試験研究の経費に重点を置くこととし、まず人形峠鉱山においては鉱石の一貫製錬試験設備の建設に着手し、また水力採鉱試験、洗鉱中間規模試験を実施するとともに、東海製錬所においては、精製錬関係の試験研究を引き続き実施するほか、プルトニウム燃料研究施設の着工、使用済み燃料再処理工場の基礎設計の実施を予定しておりますが、なお探鉱関係につきましては、ほぼ前年度程度の事業を
原子燃料公社につきましては三十八年度は、試験研究関係の経費の重点を置くこととし、まず、人形峠鉱山においては鉱石の一貫製練試験設備の建設に着手し、また、水力採鉱試験、洗鉱中間規模試験を実施するとともに、東海製錬所においては、精製錬関係の試験研究を引き続き実施するほか、プルトニウム燃料研究施設の着工、使用済み燃料再処理工場の基礎設計の実施を予定しておりますが、なお、探鉱関係につきましては、ほぼ前年度程度
それでハイドロ・マイニングでやったらどうかということで、去年あたりからやっておるから、その方法によって水で洗鉱いたしますと、早く安くできます。そういうことも研究しております。それで品位を上げて持ってくれば、コンマ〇のものがあるいは百分の二になるだろう、ということになれば非常に安くなるのじゃないか、こう考えております。 それから製錬の方でございます。
また、採鉱については人形峠鉱山において二段採鉱試験を実施するほか、洗鉱試験中間規模プラントの建設を行なう予定にいたしております。次に粗製錬・精製錬につきましては、東海精錬所において中間規模試験を続行し金属ウラン約十六トンを生産する予定にいたしております。このほか燃料検査技術の開発を一段と強化いたしますとともに、燃料再処理関係のの調査を促進し、再処理試験施設の建設を実施する予定にいたしております。
また、採鉱については人形峠鉱山において二段採鉱試験を実施するほか、洗鉱試験中間規模プラントの建設を行なう予定にいたしております。次に粗製錬・精製錬につきましては、東海製錬所において中間規模試験を続行し金属ウラン約十六トンを生産する予定にいたしております。このほか燃料検査技術の開発を一段と強化いたしますとともに、燃料再処理関係の調査を促進し再処理試験施設の建設を実施する予定にいたしております。